特定口座について
特定口座は納税にかかわる個人のお客様の負担を軽減するために設けられた制度であり、1つの証券会社に1口座のみ特定口座を開設することができます。
特定口座を開設する時には、「源泉徴収あり」「源泉徴収なし(確定申告が必要)」のどちらかを選択します。
当社では、原則、特定口座のみでのお取引となります。
【特定口座の詳細】
特定口座(源泉徴収あり) | 特定口座(源泉徴収なし) | |
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譲渡益に対する源泉徴収 | あり | なし |
譲渡益の納税 | 不要 | 必要 |
譲渡損益の通算 | あり(特定口座内で自動的に通算) | なし |
譲渡損失と配当等の損益通算 | あり (比例配分方式を選択することにより、年末最終営業日に一括して計算し、翌年1月月初に自動的に還付) | なし (譲渡損の場合は確定申告により還付) |
確定申告の要否 | 原則申告不要。することも可能 | 必要(年間取引報告書で簡易的に確定申告が可能) |
譲渡損失の3年間繰越控除 | 毎年の確定申告を別途おこなうことにより可能 | 毎年の確定申告により可能 |
特定管理株式等の価値喪失による、みなし譲渡損失の特例 | 確定申告をおこなうことにより適用可能 (特定管理口座が必要) | 確定申告により適用可能 (特定管理口座が必要) |
※他社に開設している証券口座と損益通算する場合は、源泉徴収のあり・なしに関わらず、別途、確定申告が必要となります。