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特定口座における平均取得単価について

(1)特定口座における平均取得単価とは

特定口座における平均取得単価とは、売却までの期間に買付した株式等の買付代金を手数料を含めて平均化した価格をいいます。
1株あたり平均いくらで買付したのかを表すものとなり、税務上の計算に必要となる買付価格です。
手数料を含めて計算するため、実際の買付単価とは価格が異なります。

(2)特定口座における平均取得単価の計算方法

特定口座における平均取得単価の計算は以下の方法で行います。

  1. 買付の都度、約定価額(約定単価×約定株数)に手数料(手数料+消費税)を加算した受渡金額(取得価額)を計算し、保有株数で割って算出します。

※売却までの期間において、同一銘柄の株式等を2回以上にわたって買付した場合、「総平均法に準ずる方法」により計算を行います。

  1. 同一日に同一銘柄の売買を行っていた場合、実際の売買の順番に関わらず、①買い②売りの順番で平均取得単価を計算します。

  2. 1円未満(小数点以下)は切り上げて計算を行います。



【参考】
同一銘柄の株式等を2回以上にわたって購入している場合の取得費(国税庁)